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2010年7月30日(金) 05:09 JST

丁目の目が無い

以前、戸籍謄本の翻訳で一番手間がかかるのは「地名調査」だと申しましたが、今やっている翻訳では、一般的に 「丁目」 と書かれているところが 「丁」 しかありません。 あれ、見落としたかな? と、よくよく見てもやはり 「目」 が無いのです。


さて、そこで翻訳をどうするか? 


たとえば 大阪府堺市の場合だと市役所のHPにローマ字での表記方法が示されており、そのルールに則れば、たとえば「A町1丁」の場合には「A-cho 1-cho」となります。

ですが、それで統一して一件落着かというと、そうでもありません。 そもそも、現在の日本では、住所をローマ字で表記する際に大別して2通りの方法が乱立している状態にあり、上記の例は、一般的に広く使われている表記方法とは異なると考えられえるからです。

当方がインターネット上で調べたところ、たとえば「A町1丁1番1号」の場合には「1-1-1, A-cho」のように、町名以下の丁・番・号は町名の前に書き、町名との間はカンマで区切るという方法が
がほとんどでした。 これは、良く見られる「丁目」でも同じことで、たとえば「A町1丁目1番1号」の場合には「1-1-1, A-cho」のようになります。

どうも、役所的には「町名+丁目」 や 「町名+丁」 までをワンブロックとして扱う方式、たとえば、翻訳町1丁目1番1号 だったら、"1-1, Honyaku-machi 1-chome" と表記するというのが、スタイルのようですが、現実的にはこの表記方法はスマートではないため一般的な表記方法として定着せず、丁(あるいは丁目)・番・号を町名の前に書いて "1-1-1, Honyaku-machi" のようにするスタイルが普及したというところのようです。

で、結局のところどうするか? これに関しては絶対的なルールが無い状態であり、どちらのスタイルで翻訳しても提出先の窓口で受理される状態と言って良いので、あまり神経質になる必要も無いと考えられます。 あとは、他の提出書類ですでにローマ字で住所が書かれていれば、その方式に統一すると言ったところでしょうか。

インターネットを見ていると、非常に多くの方が住所のローマ字表記で悩まれていますので、国家機関できっちり標準化をやったらいいのではないかと思いますが、どうなんでしょうね。

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