戸籍謄本の翻訳で一番厄介なのは・・・
2010年1月22日(金) 00:25 JST
戸籍謄本の翻訳で何に一番時間がかかるか? それは地名調査なのです。 戸籍謄本の翻訳では、個人情報以外の部分(項目名とか記述内容とか)は、大抵パターン化しているため手間がかかりません。 特に、古くから戸籍謄本の翻訳に取り組んできた翻訳会社ソリュテックの場合、過去の翻訳で蓄積されたデータをコンピュータが記憶しており、一瞬で新しい戸籍謄本の翻訳に応用できるようになっているため非常に効率的なのです。
また、人名はパスポートの表記に合致させるため、基本的には外務省ヘボンでローマ字変換すれば良いですし、たまにパスポートに例外表記を認めてもらっている方がいらっしゃいますが、そういう方は翻訳会社ソリュテック自慢の 「名詞リスト」 によるチェックの際に教えていただけますので結構効率的にアルファベット化することができます。
しかし、地名はそうはいきません。 例えば、大阪府箕面市の箕面は ”Mino” ではなく "Minoh" と最後に長音 "h" を入れるのが箕面市が採用する正式表記なわけですが、それを知らないと ”Mino” と置いてしまいます。 でも、箕面市の場合、箕面市の正式表記での徹底が見られますので、まだ良い方です。
埼玉県の鴻巣市の場合、鴻巣市のホームページの中の英語表記では Konosu と表記されている(全部くまなくチェックしたわけではありませんが確認できたものは全て Konosu となっていた ) ので、Konosu と表記するのが鴻巣市のオフィシャルな英語表記なのだと思いますが、何故か、ホームページの URL が http://www.city.kounosu.saitama.jp であり、"u" が入った Kounosu になっているのです。 加えて、お客さんも無意識に Kounosu と先行して提出先に提出した他の書類に書いてしまっているとのことで、お困りになられていました。
まあ、提出先でこの違いが問題になる確率は低いとは思いますが、それでも、つまらないことで審査に引っかかってしまっては馬鹿馬鹿しいですので、われわれも統一性という大義名分のもと Kounosu とすることで処理してあげたのですが、この手の問題は本当に厄介です。
ちなみに、大きな行政単位だと群馬は Gumma か Gunma か? といった問題があります。 群馬県としての正式表記は Gunma ですね。 これは、群馬県では県名の英語表記は訓令式に則ることにしたためで、訓令式では 「はねる音「ン」はすべて n と書く」 というルールになっているからです。 但し、それで問題解決かと言うと、そうでもなくて、パスパート上での表記では、そういった正式の表記を一切無視して、外務省ヘボン式で単純に処理しますから、パスパート上の表記は Gumma となり、それもそれで、外務省的には正しい表記方法ということになるわけです。 まあ、現実には、こういった 「ぶれ」 は許容されているようで、どちらの表記方法であっても問題になることは滅多に無いようですけどね。 それでも気分的にすっきりしない。
あと、いつも発狂しそうになるのがいにしえの都市「京都」の地名です。 京都の方ごめんなさい。 でも、本当に京都に詳しくない者からすると、一生懸命インターネットで調べても色々な表記パターンがありすぎて、訳が分からないのです。
今は無い古い地名というのも厄介ですね。 一生懸命インターネットで調べてもわからない時があります。 特に、町を「まち」と読むのか「ちょう」と読むのか、村を「むら」と読むのか「そん」と読むのか、その上の部分は現在の地名に残っていることもあるので、なんとかあたりをつけることができることはあるのですが、町を「まち」と読むのか「ちょう」と読むのかとかいうディープな所になると、結構わからないことがあります。 昔のことなので、町を「まち」と読む人もいれば「ちょう」と読む人もいるとか、ばらばらだったところもあるみたいですね。 それでこういった場合、最終的にはお客様にお聞きするのですが、お客様の方でも、もう、わからなくなっちゃってて、仕方ないのでお客様にご了解いただいて推測で処理となることもあります。
ちなみに、わが翻訳サービス合同会社の本社がある福岡県の北九州市の場合ですと、ちゃんと地名の英文表記が明文化されてますので超わかりやすいです。 他にも地名の英文表記が明文化されている市区町村というのをいくつか確認していますが、まだまだ整備率は低いですね。 他の市区町村も全て地名の英文表記が明文化すれば無用な混乱が避けられて良いのですが・・・。
以上、執筆は戸籍謄本の翻訳を通じてだいぶ地名に詳しくなった翻訳者の神田でした。
また、人名はパスポートの表記に合致させるため、基本的には外務省ヘボンでローマ字変換すれば良いですし、たまにパスポートに例外表記を認めてもらっている方がいらっしゃいますが、そういう方は翻訳会社ソリュテック自慢の 「名詞リスト」 によるチェックの際に教えていただけますので結構効率的にアルファベット化することができます。
しかし、地名はそうはいきません。 例えば、大阪府箕面市の箕面は ”Mino” ではなく "Minoh" と最後に長音 "h" を入れるのが箕面市が採用する正式表記なわけですが、それを知らないと ”Mino” と置いてしまいます。 でも、箕面市の場合、箕面市の正式表記での徹底が見られますので、まだ良い方です。
埼玉県の鴻巣市の場合、鴻巣市のホームページの中の英語表記では Konosu と表記されている(全部くまなくチェックしたわけではありませんが確認できたものは全て Konosu となっていた ) ので、Konosu と表記するのが鴻巣市のオフィシャルな英語表記なのだと思いますが、何故か、ホームページの URL が http://www.city.kounosu.saitama.jp であり、"u" が入った Kounosu になっているのです。 加えて、お客さんも無意識に Kounosu と先行して提出先に提出した他の書類に書いてしまっているとのことで、お困りになられていました。
まあ、提出先でこの違いが問題になる確率は低いとは思いますが、それでも、つまらないことで審査に引っかかってしまっては馬鹿馬鹿しいですので、われわれも統一性という大義名分のもと Kounosu とすることで処理してあげたのですが、この手の問題は本当に厄介です。
ちなみに、大きな行政単位だと群馬は Gumma か Gunma か? といった問題があります。 群馬県としての正式表記は Gunma ですね。 これは、群馬県では県名の英語表記は訓令式に則ることにしたためで、訓令式では 「はねる音「ン」はすべて n と書く」 というルールになっているからです。 但し、それで問題解決かと言うと、そうでもなくて、パスパート上での表記では、そういった正式の表記を一切無視して、外務省ヘボン式で単純に処理しますから、パスパート上の表記は Gumma となり、それもそれで、外務省的には正しい表記方法ということになるわけです。 まあ、現実には、こういった 「ぶれ」 は許容されているようで、どちらの表記方法であっても問題になることは滅多に無いようですけどね。 それでも気分的にすっきりしない。
あと、いつも発狂しそうになるのがいにしえの都市「京都」の地名です。 京都の方ごめんなさい。 でも、本当に京都に詳しくない者からすると、一生懸命インターネットで調べても色々な表記パターンがありすぎて、訳が分からないのです。
今は無い古い地名というのも厄介ですね。 一生懸命インターネットで調べてもわからない時があります。 特に、町を「まち」と読むのか「ちょう」と読むのか、村を「むら」と読むのか「そん」と読むのか、その上の部分は現在の地名に残っていることもあるので、なんとかあたりをつけることができることはあるのですが、町を「まち」と読むのか「ちょう」と読むのかとかいうディープな所になると、結構わからないことがあります。 昔のことなので、町を「まち」と読む人もいれば「ちょう」と読む人もいるとか、ばらばらだったところもあるみたいですね。 それでこういった場合、最終的にはお客様にお聞きするのですが、お客様の方でも、もう、わからなくなっちゃってて、仕方ないのでお客様にご了解いただいて推測で処理となることもあります。
ちなみに、わが翻訳サービス合同会社の本社がある福岡県の北九州市の場合ですと、ちゃんと地名の英文表記が明文化されてますので超わかりやすいです。 他にも地名の英文表記が明文化されている市区町村というのをいくつか確認していますが、まだまだ整備率は低いですね。 他の市区町村も全て地名の英文表記が明文化すれば無用な混乱が避けられて良いのですが・・・。
以上、執筆は戸籍謄本の翻訳を通じてだいぶ地名に詳しくなった翻訳者の神田でした。