戸籍謄本の翻訳のビジネスモデル
2009年11月22日(日) 17:24 JST
先日書いた 「安さは武器だが」 の記事の中の、戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルに関するくだりが、ある読者を笑わせたようです。
※ 記事 「安さは武器だが」 は下記 URL をご参照ください。
http://ps3info.net/article.php/20091104102753237
まず、戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルに関するくだりを再掲します。
---
その翻訳会社は、おそらく、弊社が窓口になっている翻訳会社ソリュテックのビジネス・モデルをコピーすればビジネスになると思った(勘違いした?)のでしょうけれど、やはり、単なるマネではダメだと思います。 翻訳会社ソリュテックとバッティングするビジネスを行うより、何かオリジナリティーのある翻訳サービスを開発して成功してもたいたいものだと思います。
---
これを読んだ、ある読者の方よりメールをいただきました。 その方曰く、
『 戸籍謄本の翻訳が御社がつくったビジネスモデルなのでしょうか。笑わせてくれますねwww。』
先の 「安さは武器だが」 がトップページに載っていないマイナーな記事であることから、よほど記事内容に関心がなければ記事に辿りつかないでしょうし、このようなメールを書きたくなるということは、何らかの反対意見をお持ちということでしょうから、競合関係にある翻訳業界の方かな?
でも、当該の記事の中で、戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルを翻訳サービスGK が作ったとは一言も述べていないわけで、記事を誤って解釈していることから言葉を商売にしている翻訳業界の方とは考えにくいな。
などと思ったわけですが、まあ、メールを書いた人がどういう方であれ、こちらとしては、折角なので 「戸籍謄本の翻訳のビジネスモデル」 という点について、切り出して書きたいと思います。
ということで、ここからが本題。
まず、先の記事 「安さは武器だが」 の中で述べているように 『翻訳会社ソリュテックのビジネス・モデル』 というのが戸籍謄本の翻訳という分野で重要な ビジネス・モデル となったことは紛れも無い事実です。
注: この話の中に出てくる翻訳会社ソリュテックは、創業1995年の中堅どころで、そこから分化してできたのが本ブログを主宰している翻訳サービスGK (GKは合同会社の略) です。 お間違えなく。
さて、ここから時代を遡りながら、翻訳会社ソリュテックがどのように戸籍謄本の翻訳に関わっていき、翻訳会社ソリュテック独自の戸籍謄本の翻訳に関するビジネス・モデルを構築し、それが多くの翻訳会社へと広がりデファクト・スタンダードになったのかを説明します。
話は、今から約15年前に遡ったところからスタートします。 当時の状況というのは、まだ、インターネットを使ったビジネスは開花しておらず、翻訳についても地域の 「翻訳屋さん」 に依頼すると言うのがほとんどでした。 翻訳会社にとってはそれほど厳しい競争があるわけでもなく、古き良き時代だったと思います。
その後、インターネットが普及するにつれ、翻訳サービスを必要とする方は、より良い条件の翻訳会社をインターネットで探してから発注するようになります。 そして、それにつれ、翻訳会社も潜在的な顧客層にアピールする翻訳サービスをインターネット上で提供することで受注を獲得しようとするようになります。 つまり、専門分野の翻訳は、その専門分野の翻訳に強い翻訳会社に依頼が集まりやすい構図ができてきたわけです。このような地盤変動が起こり始めたのが今から約10年前ぐらいからですね。翻訳会社にとっては戦国時代の到来と表現して良いでしょう。
そして、そのような翻訳ビジネスの変遷の中、翻訳会社ソリュテックでは、戸籍謄本の翻訳の定型化・低料金化に取り組んだわけです。 現代の状況からすると想像しにくいかもしれませんが、当時、 戸籍謄本の翻訳を扱う翻訳会社は何社かあったものの、翻訳会社ソリュテックのように戸籍謄本の翻訳に関する専門的なホームページを作り、料金体系を整備し、薄利多売方式で量産化する方向性を持った翻訳会社は見当たらないような状況ですね。 ですので、当然の如く、翻訳会社ソリュテックの戸籍謄本の翻訳というのはダントツのトップシェアを得ることになるのです。 戸籍謄本の翻訳という小さな分野で翻訳会社ソリュテックが天下統一を果たしたと言って良いかもしれません。
その後、翻訳会社ソリュテックは、個人向けの翻訳サービスよりも企業向けの翻訳サービスに力を入れることになり、戸籍謄本の翻訳は、当時ビジネス・パートナーだった 「翻訳のサムライ」 に引き継がれていきます。 そのようなわけで 「翻訳のサムライ」 は、翻訳会社ソリュテックの DNA を引き継いだ戸籍謄本の翻訳サービスを現在でも行っています。
また、現在では、翻訳会社ソリュテックの方でも再び個人向けの翻訳サービスに力を入れており、戸籍謄本の翻訳では、新たに専用のコンピュータ・システムにより作業効率を飛躍的に改善することで、高品質な戸籍謄本翻訳を高速かつ低料金で行えるようにしたため、かつてのようにトップシェア(受注統計による)に輝いています。
注: 現在では、翻訳会社ソリュテックと翻訳のサムライの間には交流はありませんので、両社の戸籍謄本の翻訳サービスはそれぞれ独自に進化しています。
ちなみに、福岡には、博多名物の明太子というのがありますが、明太子が広まったのは、最初に明太子を開発したところが、そのノウハウを他社に無償で伝えたため、色々なメーカーがそのノウハウをもとに明太子作るようになり、結果的に、博多名物の地位を獲得することになったといういきさつは有名なところでありますが、それに似たような感じですね。
そして、当時、戸籍謄本の翻訳というジャンルを確立したと言っても過言ではない翻訳会社ソリュテック、そして、後継者の翻訳のサムライが猛威を振るう中、それを真似る翻訳会社が多く出現するようになります。 中には、翻訳会社ソリュテックそっくりの戸籍謄本の翻訳案内のページを作る翻訳会社まで現れる始末でした。 そのようなわけで、翻訳会社ソリュテックが創造したビジネス・モデルというのは広く広がっていったのです。 翻訳会社ソリュテック文化の普及と言ったところでしょうか。
現在、戸籍謄本の翻訳を手がける翻訳会社のうち、数社に関しては、その翻訳会社独自のやり方を貫いていると思いますが、それ以外の翻訳会社というのは多かれ少なかれ、知る知らずに関わらず、翻訳会社ソリュテックが創造したビジネス・モデルに乗っかってビジネスを行っていることは間違いありません。
それで、そのことについて、翻訳会社ソリュテックとしては、悪質な著作権侵害はともかく、翻訳会社ソリュテックが創造したビジネス・モデルに乗っかってビジネスを行っているからと言って目くじらを立てているわけでもないというのが現状です。
ということで、翻訳会社ソリュテックが戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルのデファクト・スタンダードを作っていった歴史的な話はここまで。
あーそうそう、読者の方にお断りしておきますが、翻訳会社ソリュテックにせよ、翻訳サービスGKにせよ、戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルの全てを創ったなどというつもりは一切ありませんから、そこのところをきちんと理解してくださいね。
そして、上記のように、翻訳会社ソリュテックが戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルのデファクト・スタンダードを作っていった歴史というのは、これは曲げようの無い事実ですから、そこのところをきちんと理解してくださいね。
あと、前回の記事 「安さは武器だが」 の 「戸籍謄本の翻訳のビジネスモデル」 のくだりについても、言いたかったことはマーケット・フォロワー戦略を採っている翻訳会社は経営が厳しくなるのがオチなので、他の翻訳会社とバッティングしないニッチャーになった方がいいですよってな話ですから、そこのところをきちんと理解してくださいね。
以上、宜しくです。
※ 記事 「安さは武器だが」 は下記 URL をご参照ください。
http://ps3info.net/article.php/20091104102753237
まず、戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルに関するくだりを再掲します。
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その翻訳会社は、おそらく、弊社が窓口になっている翻訳会社ソリュテックのビジネス・モデルをコピーすればビジネスになると思った(勘違いした?)のでしょうけれど、やはり、単なるマネではダメだと思います。 翻訳会社ソリュテックとバッティングするビジネスを行うより、何かオリジナリティーのある翻訳サービスを開発して成功してもたいたいものだと思います。
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これを読んだ、ある読者の方よりメールをいただきました。 その方曰く、
『 戸籍謄本の翻訳が御社がつくったビジネスモデルなのでしょうか。笑わせてくれますねwww。』
先の 「安さは武器だが」 がトップページに載っていないマイナーな記事であることから、よほど記事内容に関心がなければ記事に辿りつかないでしょうし、このようなメールを書きたくなるということは、何らかの反対意見をお持ちということでしょうから、競合関係にある翻訳業界の方かな?
でも、当該の記事の中で、戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルを翻訳サービスGK が作ったとは一言も述べていないわけで、記事を誤って解釈していることから言葉を商売にしている翻訳業界の方とは考えにくいな。
などと思ったわけですが、まあ、メールを書いた人がどういう方であれ、こちらとしては、折角なので 「戸籍謄本の翻訳のビジネスモデル」 という点について、切り出して書きたいと思います。
ということで、ここからが本題。
まず、先の記事 「安さは武器だが」 の中で述べているように 『翻訳会社ソリュテックのビジネス・モデル』 というのが戸籍謄本の翻訳という分野で重要な ビジネス・モデル となったことは紛れも無い事実です。
注: この話の中に出てくる翻訳会社ソリュテックは、創業1995年の中堅どころで、そこから分化してできたのが本ブログを主宰している翻訳サービスGK (GKは合同会社の略) です。 お間違えなく。
さて、ここから時代を遡りながら、翻訳会社ソリュテックがどのように戸籍謄本の翻訳に関わっていき、翻訳会社ソリュテック独自の戸籍謄本の翻訳に関するビジネス・モデルを構築し、それが多くの翻訳会社へと広がりデファクト・スタンダードになったのかを説明します。
話は、今から約15年前に遡ったところからスタートします。 当時の状況というのは、まだ、インターネットを使ったビジネスは開花しておらず、翻訳についても地域の 「翻訳屋さん」 に依頼すると言うのがほとんどでした。 翻訳会社にとってはそれほど厳しい競争があるわけでもなく、古き良き時代だったと思います。
その後、インターネットが普及するにつれ、翻訳サービスを必要とする方は、より良い条件の翻訳会社をインターネットで探してから発注するようになります。 そして、それにつれ、翻訳会社も潜在的な顧客層にアピールする翻訳サービスをインターネット上で提供することで受注を獲得しようとするようになります。 つまり、専門分野の翻訳は、その専門分野の翻訳に強い翻訳会社に依頼が集まりやすい構図ができてきたわけです。このような地盤変動が起こり始めたのが今から約10年前ぐらいからですね。翻訳会社にとっては戦国時代の到来と表現して良いでしょう。
そして、そのような翻訳ビジネスの変遷の中、翻訳会社ソリュテックでは、戸籍謄本の翻訳の定型化・低料金化に取り組んだわけです。 現代の状況からすると想像しにくいかもしれませんが、当時、 戸籍謄本の翻訳を扱う翻訳会社は何社かあったものの、翻訳会社ソリュテックのように戸籍謄本の翻訳に関する専門的なホームページを作り、料金体系を整備し、薄利多売方式で量産化する方向性を持った翻訳会社は見当たらないような状況ですね。 ですので、当然の如く、翻訳会社ソリュテックの戸籍謄本の翻訳というのはダントツのトップシェアを得ることになるのです。 戸籍謄本の翻訳という小さな分野で翻訳会社ソリュテックが天下統一を果たしたと言って良いかもしれません。
その後、翻訳会社ソリュテックは、個人向けの翻訳サービスよりも企業向けの翻訳サービスに力を入れることになり、戸籍謄本の翻訳は、当時ビジネス・パートナーだった 「翻訳のサムライ」 に引き継がれていきます。 そのようなわけで 「翻訳のサムライ」 は、翻訳会社ソリュテックの DNA を引き継いだ戸籍謄本の翻訳サービスを現在でも行っています。
また、現在では、翻訳会社ソリュテックの方でも再び個人向けの翻訳サービスに力を入れており、戸籍謄本の翻訳では、新たに専用のコンピュータ・システムにより作業効率を飛躍的に改善することで、高品質な戸籍謄本翻訳を高速かつ低料金で行えるようにしたため、かつてのようにトップシェア(受注統計による)に輝いています。
注: 現在では、翻訳会社ソリュテックと翻訳のサムライの間には交流はありませんので、両社の戸籍謄本の翻訳サービスはそれぞれ独自に進化しています。
ちなみに、福岡には、博多名物の明太子というのがありますが、明太子が広まったのは、最初に明太子を開発したところが、そのノウハウを他社に無償で伝えたため、色々なメーカーがそのノウハウをもとに明太子作るようになり、結果的に、博多名物の地位を獲得することになったといういきさつは有名なところでありますが、それに似たような感じですね。
そして、当時、戸籍謄本の翻訳というジャンルを確立したと言っても過言ではない翻訳会社ソリュテック、そして、後継者の翻訳のサムライが猛威を振るう中、それを真似る翻訳会社が多く出現するようになります。 中には、翻訳会社ソリュテックそっくりの戸籍謄本の翻訳案内のページを作る翻訳会社まで現れる始末でした。 そのようなわけで、翻訳会社ソリュテックが創造したビジネス・モデルというのは広く広がっていったのです。 翻訳会社ソリュテック文化の普及と言ったところでしょうか。
現在、戸籍謄本の翻訳を手がける翻訳会社のうち、数社に関しては、その翻訳会社独自のやり方を貫いていると思いますが、それ以外の翻訳会社というのは多かれ少なかれ、知る知らずに関わらず、翻訳会社ソリュテックが創造したビジネス・モデルに乗っかってビジネスを行っていることは間違いありません。
それで、そのことについて、翻訳会社ソリュテックとしては、悪質な著作権侵害はともかく、翻訳会社ソリュテックが創造したビジネス・モデルに乗っかってビジネスを行っているからと言って目くじらを立てているわけでもないというのが現状です。
ということで、翻訳会社ソリュテックが戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルのデファクト・スタンダードを作っていった歴史的な話はここまで。
あーそうそう、読者の方にお断りしておきますが、翻訳会社ソリュテックにせよ、翻訳サービスGKにせよ、戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルの全てを創ったなどというつもりは一切ありませんから、そこのところをきちんと理解してくださいね。
そして、上記のように、翻訳会社ソリュテックが戸籍謄本の翻訳のビジネスモデルのデファクト・スタンダードを作っていった歴史というのは、これは曲げようの無い事実ですから、そこのところをきちんと理解してくださいね。
あと、前回の記事 「安さは武器だが」 の 「戸籍謄本の翻訳のビジネスモデル」 のくだりについても、言いたかったことはマーケット・フォロワー戦略を採っている翻訳会社は経営が厳しくなるのがオチなので、他の翻訳会社とバッティングしないニッチャーになった方がいいですよってな話ですから、そこのところをきちんと理解してくださいね。
以上、宜しくです。