ようこそ! 戸籍謄本の翻訳まどぐち翻訳サービスGK
2010年9月 9日(木) 10:50 JST

安さは武器だが

今日、戸籍謄本の翻訳で AdWords がどのように表示されているかをチェックしてみたら、いつもおなじみの翻訳会社の広告が見当たらないことに気が付きました。

その翻訳会社は安さを武器にしていたのですが、安さを武器にするには、それだけの創意工夫がなければ立ち行かなくなると感じさせられました。 その翻訳会社は、 ホームページでも、トップページの画像の ALT に 「戸籍謄本の翻訳」 に関するキーワードを埋め込むほど 戸籍謄本の翻訳に力を入れていました。 つまり一番目の主力商品が戸籍謄本の翻訳であったと推測されるわけです。

その翻訳会社の売りは、翻訳料金の安さにあるようで、細かい料金体系が掲載されていないのでよくわかりませんが、ホームページには 「戸籍謄本翻訳(英訳)を格安(3150円?)でお引き受け」 的なことを書いてありましたので、翻訳会社ソリュテックと同じ低価格帯に属していることには間違いなさそうです。

正直、3150円という翻訳料金というのはかなりチャレンジングであり、それで利益を出そうとすると、以下の2つの条件をクリアしなければなりません。

(1) 量産効果の発揮
(2) 人件費・材料費の大幅圧縮

一番重要なのは量産効果の発揮。 つまり、量をこなすことができれば、連続的に繰り返しパターンで作業ができますので、それだけ生産効率が上がりますので、少ないコストで生産ができるわけですし、また、1件あたりの売り上げが少なくても、量を積み重ねることで大きな売り上げとすることができるわけです。(100円ショップのような薄利多売のビジネスモデルに近い)

そして、次いで重要なのは人件費・材料費の大幅圧縮。 翻訳会社ソリュテックでは機械化により人件費の圧縮に成功しておりますし、資材なども大量購入で原価を下げています。 紙1枚、封筒1枚のコストまで気を配ってコストダウンしているわけです。 無駄な宣伝広告費やSEOコストもかけてはいけません。

というと、協働している翻訳会社ソリュテックではどうなの? という話もでるかもしれないので補足しておきますと、翻訳会社ソリュテックでは、今回、珍しく AdWords に広告を出すという決断をしたわけですが、これは、広告費よりも、集客量を増やして量産効果をアップさせることが全体を見た時にプラスになると判断したからだと伺っています。 とにかく、翻訳会社ソリュテックは 「負け戦はしない」 というか、先を見据えて経営判断していますから、勝算ありきのことなのでしょう。

ま、とにかく、このように 「いかにコストを押さえで翻訳文書という製品を生産できるか」 ということを真剣に考え、実践できた翻訳会社だけが、生き残れるわけです。


今回、 AdWords に広告を出さなくなってしまった翻訳会社は、きっと、上記の条件を満たさなくなってしまったのでしょうね。

AdWords に広告を出したり、その翻訳会社の社長さんが書かれているブログあたりを読んでみると、ホームページの順位を上げるための SEO にも結構お金を使っているようで、 そういうことも経営を圧迫した可能性があります。


そもそも、近代兵器で武装化し低コストで戸籍謄本の翻訳ができる翻訳会社ソリュテックから顧客を奪うことは、竹やりで戦うに等しく、無謀なことなのですが、その戦うぶり自体は面白く、いざ、AdWords で見られなくなると寂しいものです。(と言っても、まだ、会社が無くなったわけではなさそうなので、今は充電しているのかもしれませんね。)

その翻訳会社は、おそらく、弊社が窓口になっている翻訳会社ソリュテックのビジネス・モデルをコピーすればビジネスになると思った(勘違いした?)のでしょうけれど、やはり、単なるマネではダメだと思います。 翻訳会社ソリュテックとバッティングするビジネスを行うより、何かオリジナリティーのある翻訳サービスを開発して成功してもたいたいものだと思います。

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