婚姻
2009年10月25日(日) 16:05 JST
戸籍謄本の世界では、結婚は 「婚姻」 で表現されます。 まあ、英語にすれば、どちみち Marriage なのですが・・・。 その他、戸籍謄本の翻訳で出てくる例としては
・ 婚姻日 … Date of Marriage
・ 婚姻の方式 … Formality of Marriage
・ 婚姻前の氏に復した日 … Date of Reversion to Maiden Surname
あたりでしょうか。
余談
ちなみにご存じの方も多いと思いますが、動詞の Marry を使って文章を作る際は、日本語の 「結婚する」 という言葉と感覚が違うので注意が必要です。
日本語では 「婚姻関係を結ぶ」 を略して 「結婚する」 という言葉が出来たと考えられ、それと英語の Marry が似ていることから、Marry の訳語が 「結婚する」 ということで定着したと思われますが、そもそもは別ですからね…。
原点に戻ると、英語の Marry というのは、「(相手方)を娶る神の許しを得る」 というような意味(*1)ですので、例えば 「僕は花子さんと結婚する」 というのは、英語的には 「僕は花子さんを娶る神の許しを得る」 という感じになり 「 I marry Hanako.」 になります。
日本語の 「結婚する」 の感覚で翻訳しようとすると 「I marry with Hanako.」 と with を入れて考えがちですが、これでは 「僕は花子さんと一緒に娶る神の許しを得る」 となり意味が通じなくなってしまいます。
でも、この 「(相手方)を娶る神の許しを得る」 的な概念は、日本人には馴染みにくいので、結婚するを、単に 「○○を娶る(めとる)」 とか 「○○を嫁(婿)にもらう、○○を嫁(婿)にする」 に置き換えてやれば、しっくりきていいかもしれません。 参考まで。
あと、名詞の marriage の場合、 「○○との結婚」 は "marriage to" と "marriage with" のどちらでも良いと考えられます。 "marriage to" であれば、「○○ に対する婚姻関係を結ぶ神との誓約」 的なニュアンス、"marriage with" であれば、「○○ と一緒になる婚姻関係を結ぶ神との誓約」 的なニュアンスと言ったところでしょうか。 "marriage to" の方が若干ニュアンスに 「方向性」 を感じますね。
ただ、ニュアンスと言っても、ネイティブにしたって、それほど意識して使い分けをしているわけでもないように思われます。 同じ文の中でさえ "marriage to" と "marriage with" がチャンポンになっているケースも目にしますし、ネイティブ的には 「理屈じゃないんだよ」 で一蹴されそうな話のようです。 ちなみにネット検索してみると "marriage to" の方が "marriage with" よりも多いようなので、人気の点では "marriage to" に軍配が上がりそうです。
*1 : 英語圏では神との誓約を締結し夫婦となることを marry という。
・ 婚姻日 … Date of Marriage
・ 婚姻の方式 … Formality of Marriage
・ 婚姻前の氏に復した日 … Date of Reversion to Maiden Surname
あたりでしょうか。
余談
ちなみにご存じの方も多いと思いますが、動詞の Marry を使って文章を作る際は、日本語の 「結婚する」 という言葉と感覚が違うので注意が必要です。
日本語では 「婚姻関係を結ぶ」 を略して 「結婚する」 という言葉が出来たと考えられ、それと英語の Marry が似ていることから、Marry の訳語が 「結婚する」 ということで定着したと思われますが、そもそもは別ですからね…。
原点に戻ると、英語の Marry というのは、「(相手方)を娶る神の許しを得る」 というような意味(*1)ですので、例えば 「僕は花子さんと結婚する」 というのは、英語的には 「僕は花子さんを娶る神の許しを得る」 という感じになり 「 I marry Hanako.」 になります。
日本語の 「結婚する」 の感覚で翻訳しようとすると 「I marry with Hanako.」 と with を入れて考えがちですが、これでは 「僕は花子さんと一緒に娶る神の許しを得る」 となり意味が通じなくなってしまいます。
でも、この 「(相手方)を娶る神の許しを得る」 的な概念は、日本人には馴染みにくいので、結婚するを、単に 「○○を娶る(めとる)」 とか 「○○を嫁(婿)にもらう、○○を嫁(婿)にする」 に置き換えてやれば、しっくりきていいかもしれません。 参考まで。
あと、名詞の marriage の場合、 「○○との結婚」 は "marriage to" と "marriage with" のどちらでも良いと考えられます。 "marriage to" であれば、「○○ に対する婚姻関係を結ぶ神との誓約」 的なニュアンス、"marriage with" であれば、「○○ と一緒になる婚姻関係を結ぶ神との誓約」 的なニュアンスと言ったところでしょうか。 "marriage to" の方が若干ニュアンスに 「方向性」 を感じますね。
ただ、ニュアンスと言っても、ネイティブにしたって、それほど意識して使い分けをしているわけでもないように思われます。 同じ文の中でさえ "marriage to" と "marriage with" がチャンポンになっているケースも目にしますし、ネイティブ的には 「理屈じゃないんだよ」 で一蹴されそうな話のようです。 ちなみにネット検索してみると "marriage to" の方が "marriage with" よりも多いようなので、人気の点では "marriage to" に軍配が上がりそうです。
*1 : 英語圏では神との誓約を締結し夫婦となることを marry という。