ようこそ! 戸籍謄本の翻訳まどぐち翻訳サービスGK
2010年9月 9日(木) 11:09 JST

群馬県の低料金ヘアカット規制は違法なのでは

9月30日付け読売新聞(インターネット記事)によると、群馬県は理容店や美容店に洗髪設備の設置を義務づけるとのこと。 これは法律に抵触するのではなかろうか?

● 群馬県の消費者は、洗髪なしの低料金の理容店や美容店を選択する自由を奪われるわけで、消費者の不利益に直結する。

● また、事業者にとっても、自由主義経済の旗の基で商業を営む限り、消費者が望むサービスを提供することは、違法性があったり消費者に不利益になったりしない限り自由である。 その自由をやみくもに奪うことになる。 理由が「不衛生だから」だと。 群馬県の県民というのはよほど清潔付きなんでしょうな。

だけど、もし、そんなのが不衛生と言うのなら、ほかにも、もっと不衛生なサービスはいっぱいあるぞ。

例えば、レンタカーなんかどうだ。 何かが伝染するのであれば、他人が長時間座った席のヘッドレストの方が、はるかに確率が高いのではないだろうか? レンタカー会社で徹底的にクリーニングしていますという話は聞いたこと無いし・・・。

つまり、不衛生だから規制しますという理屈を言った途端、様々なサービスが規制の対象とならなければおかしいわけだ。

いやー、本当にこの理屈はおかしすぎる。 そもそも、新規のお店が対象らしいが、不衛生だから規制すると言うのであれば、既存のお店も規制対象にならなければ変。 それに、もし、不衛生というのが理由なら、群馬県以外でも規制するところが多発して然るべきだが、そうなっていない。 今のところ群馬県だけなのかな?

とにかく、科学的根拠に乏しいし、県民からアンケートで意見を聞いたらしいが別に県民が規制を望んでいるわけでもないという、この規制は一体何なのか?


いや、ちょっと回りくどくなってしまったが、 結局ぶっちゃけストレートに言えば、この群馬県の洗髪設備設置の義務化というのは、昔からの理容店や美容店の保護のためのもの以外の何物でもないのですよね。

節約志向が高まる昨今、洗髪なしの低料金の理容店や美容店に客が流れるのは当然であり、きっと、昔からの理容店や美容店の多くは廃業寸前なんでしょうな。

そういえば、先日カリスマ美容師のお店が一時の勢いを失い、苦戦している様子がドキュメンタリー番組で描かれていました。 カリスマ美容師のお店ですら、そういう状況ですから業界としては危機的状態にあるのでしょう。大変ですね・・・。

でも、だからといって、保護する方向は間違っています。 競争しなきゃ良いサービスは生まれません。 優秀な理容店や美容店は、洗髪なしの低料金の理容店や美容店とは差別化を図って生き残っていけるはずだし、そうならなければ正しい自由主義国家とは言えない。もし、私をモテモテにしてくれるのだったら、私だったら高い金を払ってでも行きますよ。苦戦してますからね。(笑)


ちょっと脱線したが、とにかく言いたいのは、競争は大切なことであるということ。 我々だって、翻訳会社の過当競争の中で、創意工夫を凝らして低料金で魅力ある翻訳サービスを開発し、お客様に喜んで使っていただいている。 どの商売だって大変なんです。

ところで、この規制がスタートしたらどうなるか? 群馬県の消費者の中でも、他県に近い所の住民は、他県に行った際にヘアカットするケースも増えるかもしれませんね。

と、すると、消費者の中でも子供や高齢者など、県外に行く機会が少ない人ほど不利益を被るということも言えるかもしれません。また、県外に人が流れれば、税金だって県外に流れるわけで県にとってもその点はマイナスでしょう。

ということで、昔からの理容店や美容店(とそれらの業界団体)以外にとって何のメリットも無い「洗髪設備設置の義務化」には大反対させていただきます。

どこかの段階で施行停止になればいいのですが・・・・

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ps3info.net/trackback.php/20090930171327422

この記事にはトラックバック・コメントがありません。