ワードサラダな翻訳会社
2009年1月 9日(金) 10:27 JST
ある翻訳会社がネット検索で上位に来る秘訣が判明した。
これは Google などの検索エンジンが、コンテンツの十分な意味解析能力を持っていない弱点を突いたものだ。 手順は以下のとおり。
- 適当なワードをコンピュータが合成し記事を作る。 コンピュータだから文句も言わず大量に記事を書いてくれる。
- それをメインのサイトとは別に作ったサテライト・サイトに流し込み、そのサテライト・サイトからメインのサイトにリンクを貼る。
これだけだ。
で、この手法は、もともとアフィリエイトを行っている人達が、多くのページを検索エンジン上位に表示させ、訪問者を増やし、アフィリエイトによる収 益拡大につなげようと行ってきたもののようで、さまざまな「ことば」が色彩良くサラダ・ボールに盛られたイメージから 「ワードサラダ」 という呼び名までついていた。
ワードサラダねえ・・・
でも、翻訳サービス合同会社では、この手法には絶対に手を出さない。
インターネットの世界にとって、人間にとって無意味なゴミ・サイト、ゴミ・ページを増やすだけの、悪質な手段だと思うので、いくら検索エンジンで上位に表示させたいと思っても、翻訳サービス合同会社では絶対に手を出すべきではないと考えている。
人間にとって価値のないサイトやページは、やがて検索エンジンからも排除されるだろうからね。 その時こそ、人力で記事を書く、この翻訳サービス合同会社のブログなどが浮かび上がってくると信じている。
検索エンジンのソフトウエアを開発・改良している技術者のみなさんには、コンテンツの意味解析能力を高め、インチキな記事を早く退治してくれることを希望する。
通訳翻訳こうじ苑では、ワードサラダ技術を応用した翻訳会社の増加を懸念している。 以下に、許可を得て、記事を引用する。
--- ここから 通訳翻訳こうじ苑 より引用 ---
適当なワードをコンピュータが合成したものを、ワードサラダというらしい。 最近は、ある程度文書もコンピュータが書くらしいが、内容は適当で、文書としての価値は無に等しい。
当該の翻訳会社がやっていることは、このワードサラダの技術を使ったものだ。 適当な文章をコンピュータが大量に自動生成し、それをその翻訳会社が関係する複数のサブ・サイト(サテライト・サイトと言うらしい)に掲載することで、ま ず、そのサブ・サイトの検索エンジンに対する評価を高める。
次に、そのサブサイトからメインサイトにリンクを貼れば、メインサイトはサブサイトからのエネルギーを吸収して成長する。 複数のサブサイトから多くのエネルギーが集中すれば、検索エンジンに対する評価は、かなり高いものとなり、検索した時に上位に来るようになるわけだ。
断っておくが、ここで言う評価とは、あくまで Google などの検索エンジンが下す機械的な評価であって、人間が下す評価とは天と地ほどのズレがある。人間にとって、たいがい、コンピュータによって自動生成され た文書は、オリジナリティーが無く、意味も通じないようなものが多く、価値が無いものと言って良い。
つまり、コンピュータによって大量に自動生成された文書は、インターネット上に於けるゴミであり、非常に迷惑なものだ。 それで、調べてみたら、この手法を使っている翻訳会社の多いこと多いこと。 逆に言えば、この手法を使わない翻訳会社は、競争に負けて生き残れないような所にまで来ているように見受けられる。
それだけ翻訳会社の競争が厳しいということなのだろうが、このような迷惑行為をしなければ生き残れないような状況が良い状況であるとは思えない。
従って、法的な規制が必要だろう。 しかし、法的な規制をしても、儲けしか眼中にない連中は、あの手この手で新しい手法を考えるだろうから、究極的には、検索エンジンそのものが、このような 手法を使う連中に甘い汁を吸わせないよう、検索エンジンのプログラム(ボットくん)が、インチキ文書を見破れる能力を獲得するよう更なるインテリジェント 化を進める以外ないということになる。
Google などの検索エンジンを提供する会社は、これを野放しにしておくと、最後にはインチキ文書を作り出すことに長けた業者に占拠され、価値があるサイトやページ が埋もれてしまうことになり、検索エンジンの価値を損ない、最終的には自らの業績を悪くさせることになることを良く自覚すべきだ。
それに、Google などのメジャーな検索エンジンは、すでに、社会的影響力が相当大きく、企業責任という意味からも、ワードサラダ技術で生成されたサイトやページを排除し、ペナルティーを与える義務がある。
まともな翻訳会社が絶命する前に、正しいアクションが行われることを期待する。
--- ここまで 通訳翻訳こうじ苑 より引用 ---