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2010年9月 9日(木) 10:41 JST

1ドル88円台で大掃除

今朝の段階で1ドル90円を割るとは思ったけど、まさか、ここまで円高が進むとは絶句モノである。 輸出型産業は一層の国内における製品の生産縮小を余儀なくされ、失業者の生産拡大に走るのは必至だろう。

そもそも変動制なので上がったり下がったりするのは当たり前なので、一時的な値で云々するのもどうかとは思うが、企業が事業の縮小や廃止などの意志決定に大きな影響を与えることは間違いなく、今後、その意志決定に基づき、ワンテンポ遅れてリストラが実行に移されることを考えると、来週あたりは100年に1回あるかないかの大掃除ということになるのではあるまいか。

昨日、大分キヤノン(大分県国東市)で働いていた非正規労働者が大量に職を失った問題がクローズアップされていたが、筆者は、およそ2ヶ月前の10月16日の時点で、大分キヤノンの大幅な生産縮小は避けられないことを、本ブログ内の記事 「 財政再建団体が増加する可能性」 で述べている。


事態は正にそういう方向に進んでいるということである。 いや、むしろ、予想より更に悪い方向に向かっているのかもしれない。 ある新聞記事から、最新機種の製造ラインが停止したことが伺い知れる。 高級機種が売れないということなのだろう。 だが、低価格機種は競争が激しく利益は出ないものだ。 つまり八方ふさがりということだろう。

更に悪いことに、調子が良い時に大分キヤノンのクローンとも言える長崎キヤノンを設立し、長崎でもデジカメの製造を行う方向で進んでしまった。 長崎キヤノンは、長崎県から莫大な誘致費用などを受けているだろうし、既に造成まで完了している段階であることなどを考えると、長崎キヤノンは立ち上げないといけない状況だと推測される。

大分キヤノンは長崎キヤノンの犠牲となり、ぎりぎりの線まで削られ、芯と皮しか残らない状態になるのではないだろうかという懸念、大分を愛する筆者としては、現実のものとならないように見守ることしかできない。

 

翻訳サービス合同会社 たぶき

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