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2010年9月 9日(木) 10:40 JST

Googleに強い翻訳会社

Googleに強い翻訳会社がある。 それは翻訳サービス合同会社のことではない。 全く別の会社だ。 その翻訳会社は Yahoo! ではたいしたことないが、何故か Google で上位に表示されているので不思議に思っていたが、謎の一部が解けた。行政機関のホームページの広告スペース(広告主へリンクされるタイプのもの)を購入していたのだ。 最近、収益を賄うためホームページに広告スペースを設け、そこから広告主のホームページにリンクを貼ることができるようにしている市区町村などの行政機関がある。 Google は、行政機関のホームページから貼られたリンクは高く評価するので、その広告スペース(広告主へリンクされるタイプのもの)を購入すれば、Google上でのランクがアップするという仕組みである。

当該のGoogleに強い翻訳会社は、そのような広告スペース(広告主へリンクされるタイプのもの)を提供している行政機関のホームページを見つけては、そこに広告を出していた。 複数の行政機関のホームページから当該のGoogleに強い翻訳会社へ向けてリンクが貼られることとなり、Googleで上位に表示されていたのだ。 でも、Googleというのは、このような SEO 対策を嫌うので、やがてこの手法も通じなくなる様に改善されることだろう。

それにしても、行政機関のホームページへの広告掲載料、行政機関によって千差万別だが、利幅の少ない翻訳会社にとって、決して安いものではない。 Google ランクを金で買うのも楽じゃないと言ったところか。

その翻訳会社、まだ景気が良かった今年7月頃から広告を出し始めたようで、当初としては、それで Google での露出度が大幅にアップするということを考えれば、広告費を割いても十分なリターンが期待できていたと思われる。 しかし、全世界を沈没させるサブプライム爆弾が爆発した今、翻訳会社の収益悪化も例外ではない。

今頃、そのGoogleに強い翻訳会社は、投じた広告費に見合うだけのリターンが得られず、衰退の道を辿っているに違いない。 その翻訳会社の経営者は経済に強い人間だ、しかし、今回のサブプライム爆弾の爆発は予見不可能だったとみえる。 現代の経営者は、その予見不可能な爆弾の被害を、いかに最小限に止めるかを考えながら経営していかなければならない訳で、神業的な能力が必要とされる。

翻訳サービス合同会社 たぶき

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