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2010年9月 9日(木) 11:08 JST

新福岡空港建設より新北九州空港活用を

福岡空港の過密化解消策として新たに玄界灘に海上空港を新設しようという動きがある。 福岡県の麻生渡知事は7日、国と地元自治体、民間による株式会社を設立し、新空港の運営にあたる考えを示したとのことだ。 だが、これには大きな疑問が残る。 中部国際空港方式をとった場合、県・市計550億円の負担となるらしいが、福岡県および福岡市は、ただでさえ台所事情が悪く、借金をしなければ支出はできない。 その借金も無利子というわけにはいかないようで、利子を払わなければならない。

そこまでして新福岡空港を建設しなければならないのか? 普通に考えれば、その答えは 「否」 だろう。

● 今後、近い将来、爆発的に福岡利用客が増えるとは考えにくい。 新福岡空港が、仁川国際空港や香港国際空港のようなアジアのハブ空港となるような空港にはなれば話は別だが、それは太陽が西から昇るようなものだ。

● 既に福岡空港の周りにはいっぱい地方空港がある。 しかもそれらは稼働率が低い。 そもそも、今の福岡空港が過密ダイヤなのは、福岡線が基幹路線であり航空料金が安く本数も多いから、近隣の空港の旅客を奪っているにすぎない。 この歪を直すだけ、つまり空港というハードウエアではなく運用面で工夫するだけで福岡空港の過密ダイヤは解消されるのではないだろうか。 福岡県には、北九州空港という、かなり立派な海上空港が既にある。 何故、もっとこれを活用しようとは考えないのだ?

理解に苦しむことだらけの新福岡空港建設への動きであるが、これが、麻生財閥の利益のためと考えると、理屈が通るような気がする。

なにせ海上空港を造るには膨大な量のコンクリートが必要だ。福岡でコンクリートと言えば、麻生ラファージュセメント株式会社など麻生財閥のコンクリートが独占状態。つまり、海上空港を新設すれば、現在、マンションなどの建設関係の需要の落込みで青息吐息の麻生財閥系列のコンクリート会社に利益をもたらすことが可能なのだ。

福岡県の麻生渡知事は麻生財閥出身ではないらしいが、福岡で知事を務める以上、麻生財閥からの政治的な圧力は受けると見てよいだろう。

まあ、私は全く利害と無縁の人間なので、どうでも良いと言えばどうでも良い話なのだがね。

翻訳サービス合同会社 たぶき




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